2022年5月小笠原旅行 (母島編-3)

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2022年6月7日(火)(11日目)

母島滞在3日目
今日の朝食はちょっとおしゃれな焼き魚定食です。卵を入れた納豆とご飯は最強です。もちろん朝からご飯のお代わりをしました。



今日は観光案内所前でクジラのモニュメントを撮影してから行動開始です。奥の方には頭も写っています。クジラを見れる季節ではないので、今回はモニュメントで我慢です。



都道を北上していくと、ちょうどははじま丸が沖港に向かっているのに遭遇しました。かなり波があるのでしょうが結構な速度です。よく見ると前方のデッキに軽のワンボックス車を2台積んでいます。今日は風が強いので、浅瀬は白波が立っています。

 



都道はあちこちで工事していましたが、新夕日ヶ丘を過ぎたところは大掛かりなもので、作業の間は信号が青になっても停止させられました。北港から最南端までよく整備されていて、穴の開いているところもなく、落ち葉もほとんどが掃除されていました。途中、立派なトンネルもありました。トンネル内の照明は太陽光発電システムでまかなわれていました。このトンネルを抜けた先に人は住んでいないのですが、安全確保のためだそうです。

 

 

探照灯基地跡に残る探照灯の残骸があります。六本指地蔵にも寄りました。

 

次の目的地は東港です。立派な堤防があるのに、漁船は1隻もいません。ちょうどダイビングから上がってきたダイバーさんが3人いました。大きなマンタが近くを通ったと写真を見せてくれながら興奮気味に教えてくれました。私も母島でダイビングしたかったです。



北村小学校跡の入口の階段を上がったとこに門柱だけ残っています。奥に入っていくと階段らしきものが3段残っているだけで他には特に何もありません。

 

昨日も来た北港に寄ります。



今日は弁当を持ってきていないので、12時前に付くように急いで元地に帰ります。何故なら昼食を提供する食堂がほとんど休んでいて、大漁の1軒だけしか開いていないと東港で会ったダイビングショップのインストラクターが教えてくれたからです。注文したカツとじ定食はトンカツたっぷりご飯も大盛りでお腹いっぱい、満足しました。

 

お腹が満ちたところで、ロース記念館に寄ります。捕鯨船の船員だったロースは明治初頭に母島に移住して、石材の発見と利用で母島開拓に貢献したそうです。戦前までは多くの人が住んで大変賑わっていたそうです。

 

 

元地のすぐ近くにある小剣先山に登ります。途中岩場とかがあって112mという標高の割には結構大変です。14時にははじま丸が出港するのでそれまでにある程度の高さを稼ごうと岩場を上がっていきます。頂上ではないですが元地が一望できる岩場の上に到着し、ははじま丸の出港を見送ります。



出港時の汽笛は1回でした。堤防を回って外洋に出て行きます。今日は風もうねりも強いので、かなり揺れています。風切り音がうるさいので音量に気を付けてください。





ははじま丸が湾の外に出た辺りで、突然雨が本降りとなりました。頂上まであとわずかではありますが、カメラをタオルで包んでナップザックにしまって一目散に下山します。ふもとに着いた辺りで雨もやみましたが、バイクのシートが濡れていたので雨は下でも降ったようでした。
小剣先山はふもとから見上げるとこんな感じです。山の奥の方は雲の中で、まだ雨が降り続いているようです。



イソヒヨドリが結構近くまで来たので、撮ってみました。

 

せっかく乾かしたばかりのジーンズが濡れてしまい、宿に戻って着替えたところで疲れが突然やってきました。昼寝をしても気力も体力も充分戻ってこないので今日のアクティビティはここまでにします。
もちろん、夕食にはしっかり起きてきてしっかり食事を楽しみました。



明日は父島経由で東京に戻る日です。ははじま丸出港までは時間があるので遊歩道を散歩することくらいは出来るかな。今日は夜空のチェックをせずに普通の時刻に寝ます。

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