2020年1月南極旅行 (復路編-4)

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2020年2月10日(月)(18日目)

朝起きて夕べと同じ方向の写真を撮ってみました。かなり暗く見えましたが、結構木が多くて光が妨げられているせいもありそうです。
朝食が済んでから受付にアディスアベバの観光の相談に行きます。結局ホテルの紹介で個人ガイドを雇って約3時間市内を回る事にしました。ガイド料はUSD75と高いですが、ブエノスアイレスと違って徒歩でウロウロすべきではなさそうですし、行きたかった国立博物館が遠かったので決めました。



10時に出発して最初はホーリートリニティカテドラルです。戦後に建てられたそうですが、権威ある教会で信者が祈りを捧げていました。

 

 

 

次に国立博物館です。ここには320万年前の人類、ルーシーがいると言う事で訪れてみたいと思っていました。出土した骨は全身の色々な場所を構成していて、確かに組み合わせると全体を再現出来ると言うのが分かります。身長は100cmほどでかなり小柄の人間です。人類の長い歴史の一部に想いを寄せる事が出来ました。
一つ残念なことにルーシーの写真を撮ろうとすると、照明の光がケースに反射してうまく撮ることができませんでした。分割して撮ってみたりもしたのですが、うまくつなぐことができません。博物館には照明方法の改善を要望したいところです。

 

 

 

次はエチオピアコーヒーで、誰でも思いつくであろうトモカコーヒーです。写真で見た通り小さな店です。小さなカップで出て来たコーヒーは香りが良く、とても強い苦味がありますが、ブラックで飲めない事はありません。ただ周りを見てみるとガイドも含めてミルクの入ったコーヒーで、みな砂糖をたっぷり入れて飲んでいました。ガイドはわざわざコーヒーを味わって欲しくてブラックを注文したようです。

 

 

最後にローカルマーケットの周りを車で走って貰いました。地面に並べられた商品の数々の中から自分の欲しいものを探し出すことが出来るとは思えずガイドに聞いてみたのですが、欲しいものは何でもあって見つけることが出来るという力強い返事でした。降りて中の方を案内しようかと言うお誘いは、人の多さに圧倒された為お断りしました。車の入れないマーケットの中の方には食品、鳥、ロバなんかもいて面白かったみたいです。ロバは何回か荷物運びをしているところを見ました。

 

 

 

中国や香港でもよく見かける竹製の足場が使われていました。
エチオピア人のガイドは海外留学の経験もなしに英語を流暢に話します。そして日本車が好きだと言ってくれました。まず壊れないし、壊れても修理パーツが豊富ですぐに直せるからだそうです。

 

動画はちょっと長めです。時間のあるときにどうぞ。マーケットの人と店の多さ、エキサイティングなところが感じられると思います。



丸々1日お世話になったホテルともお別れです。夕食、朝食、昼食、夕食と4食も頂いてしまいました。牛肉を甘辛く煮た料理は毎回出て来ましたが、これは良かったです。エチオピアのお札の写真を撮っておきましたが空港で全部使ってしまったので写真に残せて良かったです。

 

ホテルのシャトルバスで空港まで送って貰います。空港建物に入る前にパスポートチェック、入ったらすぐX線検査とチェックは厳重です。チェックインカウンターは搭乗券を受取る必要が無いために通過しましたが、長蛇の列がでした。イミグレーションも2回目のX線検査もそこそこ並んでいますが、時間に余裕があるので問題ありません。でも普通にチェックインするなら2時間前でも危ないかなと思わされました。

 

免税区画に入ったところで最後に使い残したエチオピア通貨であるビルを使って土産を買おうとすると、免税店で受け入れて貰えません。全て米ドルかクレジットカード払いの2択です。3軒目の店でチョコレートかコーヒーならビルを受け入れて貰える事になったのですが、20米ドルに対して1000ビル要求されました。手数料に換算すると、何と55%です。アルゼンチンのATMで30%要求された時も驚きましたが、今回もビックリです。こんな事なら市内のスーパーで買っておけばと後悔しきりですが仕方ありません。有り金叩いて買いました。不足の20ビルはまけて貰いましたが、財布の中はすっからかんです。と言うことで土産は市内のスーパーで買いましょう。コーヒーは確実に半値以下で買えます。




2月11日(火)(19日目)

エチオピアのアディスアベバから9時間かけてシンガポールに到着しました。エチオピア航空の機内食は余り美味しくありません。到着前の朝食のパンケーキはソースが甘過ぎて、甘い物好きの私も残しました。最初のうちは食べられていたエチオピア空港の機内食ですが、段々慣れるに従い食べられなくなっていきます。往復で都合10食も食べれば食べ飽きるのも仕方ないかもしれません。

 

シンガポール空港が混んでいて手前で5周も回って20分近く時間調整しました。機長も2回も言い訳のアナウンスをしていました。着陸前に2週間以内に中国に渡航経歴のある人は検疫カウンターに行くようにアナウンスがありました。コロナウィルス対応なのでしょう。

 

シンガポールに到着したら荷物を受取るようにブエノスアイレスにチェックインする時に言われていましたが、シンガポールのトランスファカウンターに立ち寄ってみたら全て解決しました。荷物は直接ペナンに送るよう手配してくれて、シンガポールからペナンまでのシルクエアの航空券も発行してくれました。ただ不安がない訳でもありません。シンガポールで一旦ラゲッジクレームのベルトに乗ってしまい、私の荷物を誰かが間違って持って行かないかとか、ペナンに行くはずなのにシンガポールに留まり続けるとか。スーツケースには高価な品は入っていませんが、土産は替えが効かないので紛失だけは起こらないように祈ります。

 

ペナン空港で無事にスーツケースを受け取って、会社までタクシーで来ました。会社の駐車場で会社の車を借りて、普段の通勤路を使って自宅のアパートまで帰ってきました。明日から普通に仕事です。機内でそこそこ寝て疲れはそれほどないのですが、時差ボケもあるので、気合入れて明日からの仕事頑張ろう。

 


<後日談>
時差ぼけがなかなか治りません。2週間経っても午前3時頃に起きるし、ランチの後くらいで急な眠気に襲われたりします。
流石に1か月経ってほぼ解消したようですが、年々時差ぼけ対応が悪くなっているのは気になるところです。
さて、次はどこを旅行しようかな。来年も会社から休みをもらえると嬉しいのですが。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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