2022年11月アイスランド・イギリス旅行 (ウィンブルドン・帰路編)

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2022年11月26日(土)(10日目)

Qさんのアパートを出る前にちょっと写真を撮らせてもらいました。Qさんも私もどちらも好きな「プラスティックメモリーズ」のパネル、南極でも話した「宇宙よりも遠い場所」のカレンダーがさりげなく置いてありました。

 

朝食を頂いた後はQさんに誘われてウインブルドンの街を回ることにしました。



アパートを出て少し歩くと列車の線路があります。左下の写真にはウインブルドンの駅が見えています。サウス・ウェスタンとテムズリンクの2つの路線があるためにこの区間は複々線になっています。どちらの路線も架線がなく、気動車が走っています。

 

その先、レンガ造りの壁に沿った細い路地を通り抜けると、歴史あるウインブルドンの市街地に入ります。不動産屋のショーウインドウに掲載されているお屋敷の値段はどれも1億円以上、さすがです。

 

 

左下は元銀行の建物だそうです。右下には乗馬注意の標識があります。馬が通るところを見たかったな。

 

左下は有名なベーカリーのお店だそうです。イギリス人はパンが大好きという事で、何回か前を通過しましたが、いつも列になっていました。右下は方角を示す標識ですが、ウインブルドン・テニスまで12分ですって、テニスマッチの期間中にどんなに人で溢れているのでしょうかね。

 

ラシュミア池の周りの公園です。ロンドンもそうでしたが、市街地のすぐわきに広々とした公園が広がっていて、人々の憩いの場となっているのは素晴らしいと思いました。

 



今では世界中どこに行ってもあるユニクロの店舗です。マレーシアのペナンでもお世話になりました。古い建物をうまく使って街並みを壊さない工夫をしているように見えます。

 

イギリスでの最後の食事は、伝統的なイギリスの料理としてフィッシュアンドチップスを選びました。想像通りおいしいという感想は持てませんでしたが、本場で味を確認することができて良かったです。





劇場では12月になるとSnow White(白雪姫)をやるみたいです。露天のマーケットでも人が並んでいるのはやはりベーカリーでした。

 

食事がすんだら一度Qさん宅に戻ってスーツケースを受け取って、昨日と同じルートでガトウィック空港に戻ります。何もかもスムーズに行ったおかげで1時間で空港に着いて、出発時刻3時間前にはチェックインすることができました。大きなスーツケース1個を預けて、リュックと小さなスーツは機内持ち込みです。

 

ターキッシュエアラインの最初の目的地はイスタンブールです。データローミングでデータをテザリングしてくれたXperia Compactもセロテープで裏蓋を抑えた状態で旅行をずっと支えてくれましたが、ここでお役御免です。テーピングした後は最後まで一度もトラブルを起こすことなくよく頑張ってくれました。

 

イスタンブールまでは約3時間のフライトです。相変わらずほぼ満席です。

 

夕食にしてはちょっと量が少なかったですが、ガトウィック空港内のラウンジでそこそこ食べていたので、十分でした。



ロンドンからイスタンブールまでほぼ直線でヨーロッパを横切り、定刻に着陸しました。




2022年11月27日(土)(11日目)

イスタンブールには午前0時に到着して午前3時前のフライトで羽田空港に向かうことになります。イスタンブール空港はターキッシュエアラインのハブ空港になっていてヨーロッパ、アジア、中東、アフリカを結ぶ路線があり、4本の滑走路を持つこの空港を発着するフライトは多いです。往路と同様多くのフライトがひしめき合っています。Covid-19でフライトが減っているはずなのに、午前1時台の出発が28便もあります。空港の大きさにも驚きます。下の写真の右側に人の歩く姿が描かれていますが、その右側には所要時間が表示されています。Fターミナルの一番遠いゲートまで何と19分もかかってしまうのです。





約2時間余り待って、いよいよ最後の機体に乗り込みます。出発時刻の大分前に搭乗して定刻に出発します。機内はもちろん満席です。

 

 

乗った機体はB777、ほぼ最後尾の座席配列は2−3−2で窓際なのに2席しかありません。窓からの景色取り放題だと思ったのですが、出発時刻の午前3時では真っ暗です。それでも折角なので動画を撮りました。

 



離陸してから1時間後、午前4時だというのに夕食(?)の提供がありました。約11時間の長丁場、着陸直前の夕食が出るまで食事は提供されないので、思わず食べてしまいました。



復路のフライトも往路のフライトと同様ロシアを避けるように南側のルートを取ります。フライト中は昼間の時間も結構長いのですが、夜中の出発のため基本的には窓のシャッターを閉めて客室内を暗い状態に保つように運用されていました。それでも気になってたまたまシャッターを開けた時に、奥に山岳地帯を控えた荒野を撮影してみました。それ以外は雲に覆われた風景ばかりで、そのうち夜になってしまいました。

 

 

着陸の約2時間前に食事が提供されました。真夜中に出発してから9時間近くたっていますが、時刻はすでに夕方の5時を過ぎています。夕食というよりは朝食ぽいメニューですが、ありがたくいただきます。



フライト履歴を見ても中央アジアと中国を縦断して日本まで飛行している様子が良く分かります。



日本の上空に入って都市の明かりが目立つようになって、自分の居場所が分かるようになったところで、動画を回し始めました。すごく長いので大分カットしたつもりですが、それでも長すぎだと思います。無事、羽田空港に着陸しました。アナウンスがやたら長いのは、最初トルコ語から始まって、英語、日本語と3か国語のアナウンスがあるからです。さすがターキッシュエアラインだなと思わせます。
ターキッシュエアラインは、ロンドンまで往復乗ってみてコストパフォーマンスも悪くないし、機体も料理もキャビンアテンダントにも特に問題がなかったので、ヨーロッパに行くときの選択肢として、時間に余裕があればありかなと思いました。



Visit Japan Webで事前登録をしていたので、Covid-19のワクチン接種確認もスムーズに済んで、何事もなく入国、税関もノーチェックで通過することができました。家に着くまで約1時間、電車を乗り継いて我が家に無事帰りつくことができました。最後、スーツケースを押して歩くのが疲れました。

 

当初の目的であるオーロラ観測は2回も叶い、大きなトラブルも発生せず、無事帰って来れたのは、Qさんのサポートがあったおかげです。こんなに暖かい季節と場所でオーロラ観測できたのもQさんのおかげです。Qさんはそのうち日本にも来るそうなので、思い出語りができたら良いなと思います。

元々オーロラ観測は2023年か2024年に行くつもりだったのが前倒しになってしまいました。2024年ならば一緒に行きたいという知り合いもいるので、そのうち2024年のオーロラ観測を計画したいと考えています。晴天率から考えるとカナダのイエローナイフとかになりそうにも思いますが、どうなるでしょうか。


<後日談>

帰ってきてから、ホットシューが見つからないか家の中を探してみたものの見つからず、旅行中にどこかで落としてきたことが確定しました。同じホットシューがないかと、ウェブサイトやカメラ量販店を探してもマッチするものはありませんでした。ホットシューの形は6角形の特別な形でしたが、ベースの取り付け形状は標準的なものだったので、ベースごと交換することにしました。アマゾンで色々ありましたが、元々サブの三脚だったので出来るだけ安いのを探して取り付けました。
左側が、元々の6角形のホットシューのベースです。右側が新たに購入したベースごとホットシューを交換した状態です。試しにα7Sを付けてみましたが、中々具合は良いです。これで、次のオーロラ観測の時にも新たに購入せずに三脚を2台持って行けそうです。

 



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