2006年コンテスト参加分

No. 年月日 コンテスト名 周波数 モード 得点 順位 備考
1 2006/4/28〜29 第48回 ALL JA 3.5〜50MHz CW 76,867 電信 オールバンド QRP (CAP) 2/24 (全体で33/191) オールバンド部門での完全復活を目指したものの、目標に届かず。さらに強豪出現で・・・予想通りトップにはなれませんでした
2 2006/5/3 第28回 東京 50MHz CW 1,365 都内電信 50MHz 6/6 最初の2時間だけ参加
3 2006/6/18 第47回 ALL ASIAN DX CW 3.5〜21MHz CW 1,425 オールバンドローパワー(SOABLP) 95/141 ちょっぴり参加
4 2006/7/1〜2 第36回 6m AND DOWN 50〜5600MHz CW 41,120 電信 オールバンド (CA) 1エリア 3/38 夜中に睡魔に襲われたり、全体に集中力を欠いて、得点も伸び悩み
5 2006/8/5〜6 第49回 フィールドデー 3.5〜430MHz CW、FM、SSB 167,328 電信電話 QRP (XP) 2/67 群馬県赤城山から参加、意気込みはあったが、パソコントラブルで集中できず
6 2006/9/2 第47回 ALL ASIAN DX PHONE 21MHz SSB 8 15m ローパワー (SO15LP) 67/74 存在証明だけでした
7 2006/10/7〜8 第27回 全市全郡 3.5〜1200MHz CW 322,499 電信 オールバンド QRP (CAP) 2/21 設定したオールタイムレコードを超えることは出来ました。ALL JAの二の舞にならないことを祈ります

2006年 全市全郡コンテスト参戦記 (2006/10/9記)

●準備

今年から、幼稚園の運動会は卒業してなくなったはずでしたが、機材の設営のお手伝いで土曜日の午前中だけ手伝いに行くという状態で、コンテストにはフル参加できることとなりました。

フルタイムで参加できるのなら、やはりオールバンドが面白いです。最近は、SHFで交信する事を意識して、電信電話部門に出ていましたが、今年はバンドを少し減らして、電信部門に出ることにします。一応リグのセットアップは出来ていますが、コンテストでは1200MHzまでしか使わないことにします。部門は、最近すっかりはまっているQRP部門にします。じっくりと時間をかけてインターフェアを取り除いた後、QROしましょう。

ALL JAのときに直しきれていないトライバンダは、結局手をつけることが出来ずに、そのままとなってしまいました。

新市に対応するために、zLogのConfigファイルを入れ替えたくらいです。

●コンテスト当日

コンテスト前に1時間ほど昼寝をする時間が作れました。でも普段忙しくて、ちょっと疲れがたまっている状態なので、これでも夜中が持つか心配です。

目標スコアは、過去のCAPの優勝スコアは2005年がJI1CUP局の510×451=230,010、レコードは2003年がJI6TJL/1局の535×486=260,010となっていましたので、大胆に600局オーバ500マルチの300,000点、オールタイムレコードブレークを狙うことにしました。

● リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど

参加部門: 電信シングルオペオールバンドP (CAP)
リグ: IC-756PROII (3.5-50MHz)、FT-736M (144-1200MHz)
アンテナ:  13mH IV (3.5-7MHz)、14mH 4エレ (14-28MHz)、16mH 7エレ八木 (50MHz)、18mH GP (144-430MHz)、17mH 18エレ八木 (1200MHz)
パソコン: 自作 Celeron 450MHz
ソフト: zLog win
小道具: CI-Vインターフェース、SO2R切替ボックス

● コンテストの経過

時間があるときに、追記します。まずは、タイムチャートをご覧ください。
ALL JAコンテストに引き続き、今回もJA6GCE局がCAP部門で参加していると思われます。

●目標と結果との食い違い、反省点、来年への抱負など

当初目標は、最初に書いたように600局×500マルチ=30万点とし、その目標を超えることが出来ました。しかし、2004年のXAP参加のときと同じように、JA6GCE局という強敵の出現で設定した目標で十分であったのか、疑問を持ちつつ参戦し続けました。もう少し余力があれば、途中から目標設定を上げることも出来たでしょうが、夜中の仮眠も1時間に抑えて、ローバンド中心に目一杯やった結果としてはそこそこ満足できるものであったと思っています。

10年連続のコンテスト参加で、そろそろ来年はお休みかなとか思うこともあるのですが、どうなるでしょうか。

<結果>

バンド 交信局数  得点   マルチ 
3.5MHz 167 167 144
7MHz 176 176 149
14MHz 37 37 33
21MHz 26 26 24
28MHz 16 16 14
50MHz 77 77 57
144MHz 78 78 63
430MHz 36 36 31
1200MHz 6 6 6 総得点
合計 619 619 521 322,499 

<タイムチャート>

| 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 | 合計
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
3.5 | 17 27 4 20 7 23 4 8 11 6 19 19 2 | 167
7 | 1 2 1 11 12 35 13 1 6 26 1 14 16 36 1 | 176
14 | 1 6 5 10 8 2 1 3 1 | 37
21 | 1 2 1 20 2 | 26
28 | 5 1 4 1 3 2 | 16
50 | 8 19 10 3 2 1 1 2 6 3 7 5 1 7 2 | 77
144 | 6 6 12 4 2 1 1 10 4 3 5 3 1 10 5 5 | 78
430 | 2 7 8 1 1 3 2 1 6 1 4 | 36
1200 | 2 1 1 1 1 | 6
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
合計 | 33 30 37 30 30 31 9 9 23 21 37 29 28 21 33 21 28 27 23 37 29 23 18 12 | 619
累計 | 100 191 232 319 401 477 566 619 |


2006年 フィールドデーコンテスト参戦記 (2006/8/13記)

●準備

今年のフィールドデーコンテストは、昨年の失敗に懲りて、まずは奥武蔵グリーンラインのマラソンの予定を調べるところから始まりました。;その結果、昨年と同様に日にちがぴったり重なっていることが分かりました。今年は、是非ともオールバンドで出たいので昨年の都幾川村のポイントは諦めて、他の場所に移動することにしました。しかし、普段から移動を全く行っていないので、よく聞く移動先の様子が分からずにしり込みしてしまいます。結局1週間前までに移動場所を決めることが出来ずに、荒川の河川敷にでもしようかという気持ちになってしまいました。
しかし、1年に一度の移動までして参加するのだからという気持ちが強くなってきて、
前日に赤城山から参加することにしました。場所はどんなところか分かりませんが、コンテスト前日の金曜日に出かければ何とかなると信じて、決行することにしました。
アンテナの方は、昨年同様のものを準備してロケーションが良いことに期待をかけます。

●コンテスト当日

今回は、コンテスト前日の金曜日に会社の年休を取得して、朝出発することにしました。前日までに荷物を用意していたのですが、朝起きるのが遅くなって、結局出発したのは09:30になってしまいました。お昼過ぎに現地に到着すると、既にJM1LRQ氏とJK1XDB氏があらかたアンテナ設営を完了した状態となっていました。比較的近くのポイントを教えていただき、助かりました。その日は、夕方に温泉に連れて行っていただいたり、前夜祭に参加させていただいたりと、いつもの移動運用とは一味も二味も違う経験をさせていただきました。お二人のアンテナの展開の仕方も勉強となる点が多かったです。

●リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど

リグ: IC-756PROII (3.5-50MHz)、FT-736M (144-430MHz)
アンテナ: 6mH インバーテッドV (3.5-7MHz)、6mH インバーテッドV (14MHz)、6mH インバーテッドV (21-28MHz)、10mH 4エレ八木 (50MHz)、10mH GP (144-430MHz)
パソコン: CF-S21J5 (MMX Pentium 200MHz)
ソフト: zLog win
小道具: CI-Vインターフェース、SO2R切替ボックス

今回は、設備関係で多くのトラブルが発生しました。

1. HFハイバンド用RDPを忘れた
  取付金具とバランは持っていったのに、肝心のエレメントを持っていかなかった。
  仕方ないので、コンテストの当日に14MHzのダイポールと、21-28MHzの2線式ダイポールを急遽製作して使用した。
2. 6mアンテナのVSWRが無限大
  同軸が切れていたらしく、別のケーブルに交換したらOKとなった。
3. X-7000 (VHF GP)のVSWRがおかしい

  一番下のエレメントが外れていた。六角レンチを持っていなかったので、修理できないため、予備のX-5000に交換した。
4. ノートPC
  詳細は、本文中で説明。

●設定した獲得目標

特に目標は設定しませんでした。

ただ、強豪たちと真っ向勝負しようという気はさらさらなく、QRP部門でそこそこの点数を取ることとしました。
コンテストスタート時は、電信 QRP部門 (CP)でしたが、すぐに電信電話 QRP部門 (XP)に鞍替えしました。

●スタートから終了まで

元々、昨年のリベンジで、電信QRP部門(CP)に出る積りでしたが、コンテストが始まってからノートPC不調のために、コンピュータからのキーイングが出来なくなってしまいました。このことは、144と430MHzの二つのバンドを失うことを意味しています。これでは、さすがに勝負になりません。仕方ないので、急遽電信電話QRP部門(XP)に変更して、VHFでは局数重視の戦略をとることにしました。

また、時計がどんどん遅れていって、そのまま使い続けるとフリーズすることが判明しました。コンピュータロギングなしではコンテストできない体になっているので、PCを諦めることができません。そこで仕方ないので、フリーズする前にノートPCを再起動することで回避することにしましたが、ほぼ1時間ごとに再起動する必要があることが分かり、モチベーションは下がりきってしまいました。

いつも書いている経過記録は、今回は省略します。コンテスト開始早々にやる気を失って、いつリタイアしようかと考えてばかりいたので、スコアメークを考えるような余裕はありませんでした。開けたバンドにQSYしてやっていたらこんな結果になったというところです。

●目標と結果との食い違い、反省点、来年への抱負など

ロケーションに助けられて、そこそこのスコアにはなりましたが、本来あるべきスコアには程遠いものになってしまいました。来年は、少しでも反省点が少なくなるように、事前準備をしっかり行おうと思います。

<結果>

バンド 交信局数  得点   マルチ 
3.5MHz 65 65 32
7MHz 72 72 34
14MHz 64 64 32
21MHz 24 24 15
28MHz 30 30 16
50MHz 126 126 18   
144MHz 46 46 12
430MHz 71 71 9 局種係数  総得点 (速報値)
合計 498 498 168 x2 167,328

<タイムチャート>

| 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 | 合計
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
3.5 | - - - 28 7 11 19 - - - - - - - - - - - | 65
7 | - - - - - - 1 - 3 11 10 - - 13 14 13 7 - | 72
14 | 6 4 - - - - - - - - 10 17 - - - - 19 8 | 64
21 | - 1 1 - - - - - - - 2 2 11 1 2 - 2 2 | 24
28 | - 3 - - - - - - - - 4 1 3 2 5 - 5 7 | 30
50 | 14 13 21 - 4 10 3 2 - - - 24 - - 6 19 - 10 | 126
144 | 21 - - - 9 - - 2 - 5 9 - - - - - - - | 46
430 | - 24 6 - 10 - - - - - - - 29 2 - - - - | 71
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
合計 | 41 45 28 28 30 21 23 4 3 16 35 44 43 18 27 32 33 27 | 498
累計 | 114 193 223 318 406 498 |


2006年 6m AND DOWNコンテスト参戦記 (2006/8/13記)

●リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど

リグ: IC-756PROII (50MHz)、FT-736M (144-430MHz)、UTV-2400BIIP、UTV-5600BII
アンテナ: 16mH 7エレ八木 (50MHz)、18mH GP (144-430MHz)、17mH 18エレ八木(1200MHz)、17mH 29エレ ループ(2400MHz)、16mH 45cm ディッシュ(5600MHz)
パソコン: 自作 Celeron 450MHz
ソフト: zLog win
小道具: CI-Vインターフェース、SO2R切替ボックス

●参加種目

「電信 オールバンド部門」

●目標と結果との食い違い、反省点、来年への抱負など

とにかく準備不足でした。仕事の疲れも取れない状態で、集中力に欠けるコンテストになってしまいました。

<結果>

バンド 交信局数  得点   マルチ 
50MHz 253 253 37   
144MHz 142 141 15
430MHz 78 78 11
1200MHz 22 22 7
2400MHz 8 16 8
5600MHz 2 4 2 総得点
合計 505 514 80 41,120

<タイムチャート>

| 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 | 合計
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
50 | 61 - - 30 9 20 2 9 6 11 14 23 16 11 - 21 4 16 | 253
144 | - 45 6 9 3 5 3 - 11 4 - - 3 7 22 10 11 3 | 142
430 | - - 25 - 2 6 - - 9 4 - - 2 1 5 - 18 6 | 78
1200 | - 4 3 - 3 - - - - 6 6 - - - - - - - | 22
2400 | - 1 2 1 1 - - - - - 3 - - - - - - - | 8
5600 | - - 2 - - - - - - - - - - - - - - - | 2
---- + -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- + ----
合計 | 61 50 38 40 18 31 5 9 26 25 23 23 21 19 27 31 33 25 | 505
累計 | 149 238 278 349 416 505 |

2006年 ALL JAコンテスト参戦記(2006/5/14記)

●リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど

メインリグ: IC-756PROII(パワーコントロールで5Wまで絞る)
アンテナ: 3.5MHz−7MHz: 13mH インバーテッドV
14−28MHz: 14mH 4エレトライバンダ
50MHz: 16mH 7エレ八木
パソコン: 自作 Celeron 450MHz
ソフト: zLog win
小道具: CI-Vインターフェース

昨年は、オールバンドの積りがアンテナ不調が原因で途中からシングルバンドに移行せざるを得ず、不本意なコンテストでしたが、今年は心機一転オールバンドで頑張ることにしました。

ただ、言い訳になってしまうのですが、最近仕事の方が忙しくて、睡眠不足やストレスがたまっています。前日も夜遅くまで仕事をせざる状況で、コンテストを万全の状態で迎えるというのは、難しい状態でした。

●設定した獲得目標

まず、参加部門ですが、当然昨年やりそびれた電信オールバンドP部門(C
AP)です。
具体的な目標ですが、ハイバンドのコンディションが下がっている中、それほど高望みできないと見て、一応10万点を目標としました。

●過去のコンテストから改善・強化した点

昨年、大トラブルの原因となったトライバンダですが、コンテスト1ヶ月前にチェックすると、やはりVSWRが高くて使い物になりません。メーカの方とメールで相談した結果、接続部分の接触不良が怪しいということで、ルーフタワーに上ってメンテナンスすることにしました。とは言っても、4エレを下ろして上げなおすのは、えらく大変ですからルーフタワーから手の届く範囲の2本のラジエータのみを触ることにしました。

給電点は、簡単にチェックできて、予備のバランと交換しても状況が変わらないことから、バランとその周辺の配線は対象外となりました。そうなると、トラップコイル辺りが怪しいとなります。エレメントクランプを緩めて垂直まで回してやると、ルーフタワーの途中から手を伸ばせばトラップコイルにアクセスできます。一度外してみて、取り付けただけでは、良くならないどころかさらに中心周波数が吹っ飛んでしまいました。

最初は、これで諦めかけたのですが、翌日もう一度外してみて、今度はトラップのコイルが接触しているパイプの部分を紙やすりでしっかり磨くなどして、接触を高める作業を行いました。その結果、以前のVSWRカーブにほぼ復帰させることが出来ました。どうも、コイルとパイプの間の接触が悪くなっていたようです。

今回は、ラジエータの2本だけしかメンテナンスしませんでしたから、おそらく同じ症状に陥っているディレクタとリフレクタはうまく機能していないでしょう。しかし、これ以上のメンテナンスをする時間がないために諦めることにしました。多少、利得やビームが悪くなっていても仕方ありません。

●コンテスト当日の行動

もちろん、コンテストの当日は休みにしたいくらいですが、GW中にまたもや出張することになり、その準備に追われて何とか夕方会社を出るのがせいぜいでした。その前日に深夜まで仕事をしていたので、2時間ほど仮眠をして、疲れを取ります。

●スタートから終了まで。特にQSYやコンディション、トラブルなど

21:00 いつものように6mからスタートです。局数も少なく、全然飛んでいきません。ただ、取りそびれるとがっかりする山梨(17)マルチはJN1ILK/1さんとコンタクトできて一安心です。それにしても出来ません。40分で27局とはどうしたものでしょうか。北にアンテナを振っても7エリアが1局も聞こえない状況です。不安の中、QSYします。

21:41 に10mにQSYしましたが、関東県内が細々と聞こえるだけです。聞こえてこないのはコンディションのせいにして、短い間隔で15m、20mと降りていきます。

22:07 かなり早めですが、80mにQSYしました。相変わらずのQRMの中、呼びまわりで一通り回った後、ちょっぴりCQも出してみますが、余り効果的ではありません。6mやハイバンドを織り交ぜつつ少しずつ局数とマルチを稼ぎますが、余りにペースが悪いのが気になります。

00:49 40mにQSYします。中距離が全部スキップしていて、聞こえるのは殆ど6と8エリアばかりです。QRMもひどくて、中々局数が延びません。CQを出す場所もなく、はじき出されてしまいました。20分ほどで戦闘力のない40mを諦めて80mに戻ります。たまに、6mやハイバンドを覗いて見ますが、余り成果は得られません。いつもは、ここまでひどくないよなーと考えますが、原因は思いつきません。

03:40 局数の伸び悩みと、睡魔により続行は不可能となり、2時間仮眠をとることにしました。明け方の6mのオープンにも何とか間に合うでしょう。

07:40 目が覚めたら、太陽が昇っていました。4時間も寝ていたことになります。途中、目覚ましが鳴ったことさえ気がついていません。熟睡していたようです。やはり、日ごろの疲れがどっと出てしまったみたいです。6mのオープンは諦めて、40mの呼びまわりに走ります。近距離から長距離まで色々と取れます。しかし、オープンしきってしまっているので、自分でCQを出す場所が見つかりません。もう少し早く起きていれば、オープンしきる前からCQを出し続けて場所を確保することが出来たのに、今回はそれが出来ずに、またしても苦戦を強いられます。

09:00 既にかなり開けている20mに上がってきました。昨年は全然だめだった20mで6と8エリアがそこそこ出来ます。しかし、CQを出して呼ばれるほどではありません。やはりアンテナの能力がかなり下がっているようです。40mと交互にでて、局数とマルチを稼ぎますが、13:00の時点で、400局に達しておらず、全体的な局数落ち込みと夜中の4時間の空白がずっしりと響いてきます。ここで、ほぼ今回のコンテストは諦めの気持ちが強くなってしまいました。

14:49 15mでやっと開けているのに当たって、ポロリポロリとマルチが増えますが、今までの穴を埋めるのには不十分です。CQを出しても、全く呼ばれることもない、ふらふらと20mや40mに降りていきます。

17:06 早々と80mに降りてみますが、さすがに1エリアを中心に少し聞こえるだけです。ペースを確保できずに、40mなどに浮気をしますが、局数もマルチも増やすことは出来ません。

18:34 やはり、ここしかないと80mにしがみつくことにします。呼び回りでは呼ぶ局がいないので、あくまでも我慢してCQを出すしかありません。どんなにペースが悪くても、CQを出し続けます。超スローペースながら、呼んできてくれるお客さんもいて、たまにはマルチも増えます。

20:00 最後の1時間は、6mに戻ります。どんなにペースが悪くても、纏め上げようという強い意志でCQを出しますが、全然呼ばれません。我慢強く1時間ずっと6mにいましたが、ついにマルチは一つも増えませんでした。6mでマルチが6個というのは、過去最低記録かもしれません。

●目標と結果との食い違い、反省点、来年への抱負など

目標と結果との食い違いのひどさに呆れて、どんな解析も行う気力が出てきません。もちろん夜中に寝過ごしたこともまずかったと思いますが、それだけではないと思います。

アンテナがやはりキーワードでしょう。自分のアンテナの進歩がここ数年止まっている間に、他人が進歩しているために、置いてけぼりを食っていると考えるべきでしょう。QRPはアンテナが命ですから、ローバンドは何の変哲もないインバーテッドVでは、他の局と差別化できなくても当たり前です。

今回のコンテストのCAP部門で、JA6GCEさんが15万点を越えるぶっちぎりのスコアをたたき出しています。MLに載った情報によるとそこで使われているアンテナが半端ではありません。
80m: 4SQ+ビバレージ、40m: 2エレ、20m: 6エレ、15m: 7エレ、10m: 7エレ、6m: 8エレ

さて、来年以降は、こんな方とも競っていく必要がありますから、自分なりのモチベーションを持ってコンテストに参加することを考えましょう。

<結果>

バンド 交信局数  得点  マルチ
3.5MHz 148 147 34
7MHz 164 163 42
14MHz 88 88 30
21MHz 49 49 20
28MHz 23 23 6
50MHz 86 86 8   総得点
合計 558 556 140 77,840

<タイムチャート>

21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 合計
3.5 - 27 24 16 29 12 3 - - - - - - - - - - - - - 9 12 16 - 148
7 - - - 10 2 2 8 - - - 11 37 2 3 26 7 34 - 8 7 - 6 1 - 164
14 1 1 1 5 - 2 - - - - - - 26 13 6 6 - 10 - 12 5 - - - 88
21 2 - 1 5 - 1 - - - - - - 2 1 2 4 - 9 19 - 3 - - - 43
28 8 - 4 1 - - - - - - - 3 - - - 4 - 2 1 - - - - - 23
50 27 9 3 4 - 9 2 - - - - 2 - 8 - - 4 - 1 2 3 - - 12 86
合計 38 37 33 41 31 26 13 0 0 0 11 42 30 25 34 21 38 21 29 21 20 18 17 12 558
累計 108 206 219 272 361 441 511 558

<マルチマップ>

   11111111111111
   000000000111110000000011111111112222222222333333333344444444445
   123456789012342345678901234567890123456789012345678901234567890
 3.5..*..***.......*.************.*****..****.**.*.*....**.*.*.....
 7 ..**.*.*.....****************************.**.*.*..*.**.*.*.*...
 14 ..*..*.**....****..*..******.**........*...*.*.*..******.***...
 21 ..*.**.*.......*..*...********.........*...*...*..*......*.*...
 28 ......................*****...*................................
 50 ......................******.**................................

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