2002年コンテスト参加分
No. | 年月日 | コンテスト名 | 周波数 | モード | 得点 | 順位 |
1 | 2002/1/12〜14 | JIDX LFCW | 3.5-7MHz | CW | 150 | ABL 15/18 |
2 | 2002/1/14 | 第20回 オール埼玉 | 3.5-1200MHz | SSB/CW/FM | 37,204 | 県外マルチバンド 2/100 |
3 | 2002/2/11 | 第19回 関東UHF | 430-5600MHz | SSB/CW/FM | 29,748 | 電信電話 マルチ 9/41 |
4 | 2002/3/21 | 第33回 大都市 | 1.9-5600MHz | SSB/CW/FM | 12,827 | マルチ 提出してなかった??? |
5 | 2002/3/30 | CQ WW WPX PH | 7-28MHz | SSB | 1,176 | 未提出 |
6 | 2002/4/28〜29 | 第44回 ALL JA | 3.5-50MHz | SSB/CW | 124,532 | XAP 1/21 (25/274) |
7 | 2002/5/3 | 第24回 東京 | 21-144MHz | SSB/CW/FM | 10,370 | 都内電信電話マルチ 21/37 |
8 | 2002/6/1 | 第31回 オール神奈川 | 1.9-2400MHz | SSB/CW/FM | 9,951 | 県外電信電話マルチバンド 2/23 |
9 | 2002/6/2 | 第14回 ALL JA1 HIGHバンド | 14-50MHz | SSB/CW | 441 | 電信電話マルチ 6/6 |
10 | 2002/6/2 | 第14回 ALL JA1 LOWバンド | 1.9-7MHz | SSB/CW | 7,200 | 電信電話マルチ 4/4 |
11 | 2002/6/15〜16 | 第43回 オールアジアCW | 3.5-28MHz | CW | 127,880 | SOABLP 12/122 |
12 | 2002/7/6〜7 | 第32回 6m & Down | 50-10240MHz | SSB/CW/FM | 79,344 | XA 1/157 (全国1位) |
13 | 2002/8/4〜5 | 第45回 Field Day | 3.5-10240MHz | SSB/CW/FM | 83,136 | XA 23/243 |
14 | 2002/9/7〜8 | オールアジアPH | 3.5-28MHz | SSB | 34,776 | SOABLP 13/129 |
15 | 2002/9/15 | 第32回 XPO記念 | 3.5-1200MHz | SSB/CW/FM | 33,170 | FM 8/39 |
16 | 2002/10/12〜13 | 第23回 全市全郡 | 3.5-10240MHz | SSB/CW/FM | 737,289 | XAM 7/225 (9/273) |
2002年 全市全郡コンテスト参戦記(2002.12.26改)
▲準備
● 準備と目標
久しぶりにフル参戦できることになったので、XAMで自己最高記録を狙って参加しました。目標は高く、1000局・800マルチで80万点。今まで、24時間コンテストで800局交信したことが無いのに、無謀とも思える目標に向かってスタートしました。
参加部門: 電信電話シングルオペマルチバンドM (XAM)
リグ: IC-756PROII、FT-736M、IC-T81SS、,UTV-2400BIIP、UTV-5600BII、UTV-10G
アンテナ: IV(3.5-7MHz)、4ele(14-28MHz)、7ele(50MHz)、10ele(144MHz)、15ele(430MHz)、29ele(2400MHz)、45cm Offset(5600MHz)、45cm Offset(10GHz)、GP(144-1200MHz)
昨年の全市全郡からは、5600MHzと10GHzが新規投入です。また、144-1200MHzのGPはコンテスト直前に設置して、144MHzと430MHzの殆どはGPを使いました。
その他の準備としては、IVの引き込みによってインターフェアが出やすいことが分かったので、出にくい向きに途中からベントさせました。コンテスト中に判明したのですが、この変更がローバンドでの飛びを悪くしたらしく、大いに反省しました。
▲スタートから終了まで
● コンテストの経過
21時台
50MHzでスタートしましたが、局数が伸び悩んでいます。もう少し出来ても良さそうですが、最近の6mは局数が少なくなったと改めて実感する時です。
22時台から0時台
144MHzから430MHzと上がっていき、そこそこの局数を稼ぎます。更に上がっていきますが、2400MHz止まりでセーブした感じ。一応21MHzと28MHzも覗いてみますが、全然開けていません。ローバンドに下りる前に50MHzで局数稼ぎ。途中で知り合いに会って、5600MHzまでオールバンドでごあいさつ。これは余りロスタイムではありませんでした。
0時台から5時台
ローバンド集中タイムですが、3.5MHzがぱっとしません。呼び回りするが、すぐに一巡してしまいます。CQの方は、QRPでもないので、もっと出来る積りでしたが、全然呼ばれません。ちょっと気を許すと、潰されてしまいますし。仕方ないので、7MHzやVHFで応援しますが、30局を割るペースでがっくり
6時台から7時台
3.5MHzをあきらめて本格的に7MHzに移行するが、やはりぱっとしません。CQを出しても呼ばれないということは、飛んでいないと言う証拠。エレメントのレイアウト変更がきいているかもしれない。大いに悔やまれる。7時過ぎに14MHzに移りますが、こちらは既に開けている状態で少しQSYのタイミングが遅すぎたみたい。
8時台から12時台
局数稼ぎに移行してきたのがこのあたりです。手始めに430MHzに出たのがきっかけで上のほうに出始めました。5600MHzなどはビーム合わせなどに手間がかかり、時間がかかります。50MHzで局数を補おうとしますが、上手くいかずに時間ロスが気になります。局数稼ぎの計画が、さらに局数不足に陥ります。これ以降は2.4GHz以上に出るのを止めました。再び周波数を下げながら、局数を追います。
13時台から15時台
ちょっと覗いた14MHzが結構開けているではないですか。慌てて呼びまわりとCQで稼ぎます。全市全郡のマルチはHFの方が圧倒的に効率が良いので、ポイントを伸ばしていきます。
15時台から18時台
それでも、1000局という目標局数に黄色信号は灯ったままで、このままでは、目標到達できそうにありません。困った時の430MHz FMという事で、また集中オペレート。それでも、ぼつぼつダメそうなので、下に下りていきます。手当たり次第にやりますが、画期的なスコアには結びつきません。どこか、希望をもっているのですが、今までの経過で1000局の目標が遠ざかっていきます。
19時台から20時台
最後のあがきで、色々やってみますが、3.5MHzと7MHzはQRMがひど過ぎてCQがかき消されてしまうようです。他のバンドは430MHzを除いて閑古鳥が鳴いています。さすがにもうだめだと思いながらCQを出すとそれなりに呼ばれます。呼び回りをしてみると、1st局が結構います。マルチの伸びはぴたりと止まりましたが、最後の望みをかけて430MHzで粘ります。それでも、最後の10分になって、ついにギブアップ。ローカル局を電話で呼び出して、430MHzと144MHzでナンバー交換。時間を余らした状態で144MHzでラグチュウしながらタイムアップとなりました。
▲結果
<タイムチャート>
| | 21 | 22 | 23 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | | | 合計 | |
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
3.5 | | | 20 | 22 | 30 | 12 | 11 | 9 | 38 | 6 | 1 | | | 149 | |||||||||||||||
7 | | | 13 | 5 | 10 | 18 | 52 | 5 | 7 | 23 | 29 | 4 | 4 | | | 170 | |||||||||||||
14 | | | 29 | 8 | 2 | 47 | 32 | 4 | | | 122 | ||||||||||||||||||
21 | | | 9 | 7 | 14 | 5 | 4 | | | 39 | |||||||||||||||||||
28 | | | 3 | 4 | 5 | 2 | 3 | | | 18 | |||||||||||||||||||
50 | | | 56 | 8 | 17 | 7 | 4 | 2 | 4 | 15 | 22 | 1 | | | 136 | ||||||||||||||
144 | | | 24 | 1 | 1 | 2 | 7 | 35 | 4 | 5 | 1 | | | 80 | |||||||||||||||
430 | | | 32 | 23 | 1 | 7 | 4 | 10 | 36 | 20 | 21 | 39 | 15 | 29 | | | 237 | ||||||||||||
1200 | | | 10 | 1 | 3 | 3 | 2 | | | 19 | |||||||||||||||||||
2400 | | | 3 | 1 | 1 | 3 | | | 8 | ||||||||||||||||||||
5600 | | | 1 | 1 | 1 | 4 | | | 7 | ||||||||||||||||||||
10G | | | 2 | | | 2 | |||||||||||||||||||||||
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
合計 | | | 57 | 64 | 48 | 42 | 35 | 42 | 25 | 26 | 27 | 52 | 45 | 33 | 27 | 54 | 60 | 31 | 47 | 39 | 44 | 50 | 33 | 42 | 33 | 31 | | | 987 |
累計 | | | 169 | 288 | 366 | 496 | 637 | 754 | 881 | 987 | | |
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
3.5 MHz 149 149 129
7 MHz 170 170 145
14 MHz 122 122 110
21 MHz 39 39 34
28 MHz 18 18 16
50 MHz 136 136 96
144 MHz 80 80 63
430 MHz 237 237 120
1200 MHz 19 19 18
2400 MHz 8 8 7
5600 MHz 7 7 7
10240 MHz 2 2 2
合 計 989 982 × 745 = 731590
<反省>
とにかく、あと少しと言うところで、目標局数だけでもクリアしたところでしたが、それがかなわず残念でした。途中の戦い方にミスがあるとすれば、夜中のローバンドで余り稼げなかったこと(これはアンテナの変更と大いに関係ありそうですが)、14MHzのタイミングがずれて、オープンと局数を稼げなかったことでしょうか。SO2Rのセットアップは出来ているのですが、うまく使いこなすことが出来ません。この辺りをクリアすれば、来年大台に乗せることが出来るかもしれません。東京近郊の固定局が実際に1000局を軽々と超えているのを知っていますので、何とかヘボオペを修正して次回は自己満足するコンテストにしたいものです。(フル参戦できればの話ですが・・・)
●JARLからの成績発表
2002 全市全郡コンテスト結果が発表されました。
XAM部門で何とか6位に入賞することが出来ました。Mパワーの中では固定局のトップです。逆の言い方をすると、さらに上位の局は移動して、良いロケーションにアンテナを上げているということです。当初目標の1000局×800マルチが達成できれば、Mパワーの5位程度まで食い込むことも可能なようですが、それが現在の設備と私の技術で可能であるか、ちょっと疑問です。
来年は移動することも考慮に入れるのか、この程度のスコアで我慢しつづけるのか、悩みそうです。
結果の修正(2003.2.3)
何気なくJARLのホームページに行ったら、コンテストの結果が変更されていました。集計ミスだったのでしょうか、XAM部門の上位入賞局のスコアが間違っていた様です。おかげさまで、順位が一つ落ちて、7位となりました。それでも入賞したから良しとしましょう。私の一つ下の7位の局は、入賞県外に落ちて賞状をもらえなくなってしまいました。
集計している方も大変だとは思いますが、是非とも集計ミスなど無い様にお願いします。
▲準備から経過
● リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど
リグ:IC-756PROII、FT-736M、IC-T81SS、UTV-2400BIIP、UTV-5600BII、UTV-10G
アンテナ:16mH 7エレ八木(50MHz)、18mH 10エレ八木(144MHz)、18mH 15エレ八木(430MHz)、18mH 18エレ八木(1200MHz)、17mH 29エレループ(2400MHz)、16mH 45cmオフセットディッシュ(5600MHz)、15mH 45cmオフセットディッシュ(10GHz)
パソコン:自作Celeron 450MHz
ソフト:zLog win
小道具:CI-Vインターフェース、SO2R用切替ボックス
● 設定した獲得目標
2001年にFM部門で自宅から参加したときに6.9万点で4位となり、入賞を逃がしたので、2001年の優勝スコア7.7万点を最低線として、出来れば10万点取る事を目標とした。各バンドの積み重ねは目標よりもちょっと高めに設定した積りが、あとから見るととても実現出来そうも無いものだった。
バンド ポイント マルチ
50MHz 300 30
144MHz 150 16
430MHz 150 14
1200MHz 100 12
2400MHz 100 40
5600MHz 40 18
10GHz 20 8
合計 860 138
● 過去のコンテストから改善・強化した点
いくつもの改善・強化を行なった。
1. バンドの拡張
昨年は2400MHz止まりであったのをマルチの増加を期待して、5600MHzと10GHzを追加した。
2. 参加時間の延長
ここ何年かフルオペせずに夜中に2-3時間寝ていたのを、貫徹で局数を稼ぐ事にした。
3. リグ、アンテナの強化
50MHzのリグをIC-736からIC-756PROIIに変更した。これにより、混信の除去能力と混変調対策が出来た。
また、2400MHzのアンテナを15エレループから29エレループに変更した。2400MHzは基本的に反射を使って交信する事が多いということが分かり、ビーム幅が狭くなる事による弊害よりも、一点に向けて強く出す方がメリットになると感じて交換した。
4. SO2Rボックスの導入
SO2Rボックスを製作し、2つのリグの受信音を左右別々のヘッドホンから聞けるようにした。(慣れと練習不足で殆ど使えなかった)
● 事前準備
自宅の無線室なので、特にこれといった準備はしなかった。ワンパターンで夜食や飲み物を購入したくらい。
● 当日の行動
いつもと変わらぬ土曜日であった。子供と遊んだり、近くに買い物に付き合ったくらいであった。
▲スタートから終了まで
● コンテストの経過
スタートは50MHzからと決めていた。SSBのみで25分31局といつもよりかなり早いペースで一巡した。いつも取りにくい17のマルチがJM1RPV/1によって早々に埋まったのが嬉しかった。
その後、2400MHzから10GHzをぐるりと回る。すでにお馴染みさんとなっているマイクロバンダーとビーム合わせをしながら各バンドのはしごをする。30局(60ポイント)28マルチに1時間15分かかったが、他のバンドで28マルチをプラスアルファで稼ぎ出すのは不可能なので、ここでの稼ぎは大切。また、深夜になると誰も出ていないので、早めにやっておくのもポイント。
22:40からは50MHz SSB/CW、144MHz SSB/CW、430MHz CW/FMを順にぐるぐる回しながら6時まで頑張る。夜中には50MHzと144MHzで26や50MHzで03、28、43が出来るものの、思った以上に遠い局と出来ない。結局6エリア、9エリアはここでやった2局だけであった。1200MHzや2400MHzも動員したおかげで、6時までの目標の局数/マルチ:400/85に対し、378/82とそこそこのペースを確保する事が出来た。
6時からは、また周波数を次第に上げていき、2400MHzで3局、5600MHzで3局出来た。8時過ぎに50MHzで8エリアが聞こえたが、わずかに4マルチで終了。8時台の後半からは再び5600MHzに戻り2局、2400MHzで8局やって6時以降の2400MHz以上で12マルチを稼ぎ出す。
9時も過ぎて、そろそろ局数が目標を大きく下回りし始める。10時になってメインバンドを50MHzあるいは144MHzに持っていき、局数稼ぎに走るものの、10時台:54局、11時台:46局、12時台:48局と50局/Hの目標をクリアしたのは、10時台だけ。12時台に再び8エリアのEスポが出たものの、たった2マルチ増加であっさり終る。
ラスト2時間は、そろそろ行き場を失って、いろいろなバンドを聞きまわるが既に交信した局ばかりで、効率が悪い。仕方なく、呼ばれるまでCQを出しつづけて新しい局から呼ばれるのを待つ。最後には5600MHzと10GHzまで動員して積み上げてみるが、54局4マルチしか出来なかった。最後は50MHzSSBで閉めて終了。
● 目標と結果の食い違い
780局(860ポイント)なんて、初めから無理に決まっていました。2400MHz以上の交信時間は普通のQSOに比べると3倍くらいはかかってしまいます。これらのバンドである程度の局数と交信することによって、マルチを稼ぐ計画なら、最初から局数の目標値を下げるべきでした。
また、SO2Rボックスにより、他のバンドをオペレートしている時も50MHzの新マルチやEスポやスキャッターを検出できるはずでしたが、実際に両耳から別々の音が聞こえてきて、それが新マルチになるかとかEスポやスキャッターによるものかを聞き分ける事が大変難しい事である事を知りました。従って、セットはしてみたものの、殆ど使えませんでした。
予定通りのタイムチャートをクリアすれば、12万点近くになるはずでしたが、結果は当初最低線に置いた昨年の優勝スコアの7.7万点をわずかに越す79,344点で、10万点にも及びませんでした。
運用方法で問題となりそうなところは、もっと局数が稼げたはずの430MHzでの運用時間を増やす事でしょうか。
▲結果
<タイムチャート>
| | 21 | 22 | 23 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | | | 合計 | |
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
50 | | | 34 | 17 | 24 | 11 | 31 | 10 | 9 | 12 | 16 | 2 | 10 | 22 | 2 | 14 | 48 | 19 | | | 281 | ||
144 | | | 33 | 19 | 15 | 13 | 1 | 1 | 14 | 32 | 23 | 19 | | | 170 | ||||||||
430 | | | 19 | 16 | 1 | 4 | 4 | 5 | 3 | 13 | 20 | 4 | 10 | | | 99 | |||||||
1200 | | | 3 | 8 | 1 | 6 | 2 | 8 | 4 | 1 | 1 | | | 34 | |||||||||
2400 | | | 9 | 13 | 4 | 1 | 1 | 3 | 2 | 6 | 1 | | | 40 | |||||||||
5600 | | | 4 | 2 | 3 | 2 | 2 | | | 13 | |||||||||||||
10G | | | 2 | 2 | | | 3 | ||||||||||||||||
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
合計 | | | 49 | 32 | 61 | 50 | 50 | 34 | 26 | 18 | 23 | 25 | 18 | 26 | 27 | 54 | 46 | 48 | 30 | 24 | | | 641 |
累計 | | | 142 | 276 | 343 | 412 | 539 | 641 | | |
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
50 MHz 281 280 30
144 MHz 170 170 16
430 MHz 99 99 12
1200 MHz 34 34 8
2400 MHz 40 80 33
5600 MHz 13 26 12
10.1 GHz 4 8 3
合 計 644 696×114 = 79344
● コンテストの結果(2002年11月発表)
XA シングルオペ オールバンド 関東
JE1SCJ 696 × 114 79,344 @
7K1PEO/1 808 × 82 66,256 B
7L1FFH/1 743 × 83 61,669
JF4CZL/1 719 × 81 58,239
7M3NRB/1 542 × 81 43,902
JH1GIN/1 730 × 54 39,420
JF1VVU/1 639 × 56 35,784
XA シングルオペ オールバンド 信越
JH0MUC/0 641 × 111 71,151
A
上記の結果がJARLにより発表になりました。おかげさまで、XA部門全国優勝が出来ました。入賞局の殆どが移動局であることを考えると、固定局でここまで来れたのは、東京都内というロケーション(減少著しいと言われていても、東京圏における局数は全国一)と、今回の強化の筆頭であったバンド拡張によるマルチの増加ではなかったでしょうか。当局としては生まれて初めてのマルチバンド電信電話での全国優勝でした。
● 来年の目標
今年の結果は出来すぎたと思います。来年も同じスコアでは優勝できないでしょう。来年も固定からの参加となるでしょうから、設備面を増強していくことになるでしょう。全市全郡で導入したVHF用のGPは効果的であったと思います。
来年こそは、夢の10万点目指して頑張っていこうと思います。
●リグ、アンテナ、周辺機器・小道具、ソフトなど
リグ:
IC-736(9MHzと455kHzの500HzCWフィルタを実装)
アンテナ: 3.5MHz−7MHz:
13mH インバーテッドV
14−28MHz: 14mH 4エレトライバンダ
50MHz: 16mH 7エレ八木
パソコン:
自作 Celeron 450MHz
ソフト: zLog win
小道具:
CI-Vインターフェース
●設定した獲得目標
2001年FML部門で自分が獲得した126,480点を上回る事。
●過去のコンテストから改善・強化した点
CI-Vインターフェースを自作した。リグのバンドスイッチでzLogのバンドが追従してくれるのが、こんなに楽な事だと、初めて知った。もっと早く作ればよかった。
●どんな準備をしたのか
自宅の無線室なので、特にこれと言った準備はしていない。夜食やドリンク剤を少々仕入れる程度。
●コンテスト当日の行動
子供たちのお守りをしながらも、できるだけ昼寝をした。
●スタートから終了まで。特にQSYやコンディション、トラブルなど
いつものように50MHzからスタート。QRPなので、ロケットスタートとは行かないが51分で47局と良いペースでバンドチェンジ。28MHzから短い間隔で降りていって、7MHzをスキップして23時には3.5MHzに行く。3.5MHzは昨年もう少しできそうだと言う気持ちが強かったので、早めに行って呼び回りとCQを繰り返す。QRPでも夜が更けてくると、局数が減るせいか潰されずにすむ。朝6時まで7MHzと50MHzを加えた3バンドで局数とマルチを稼ぐ。この時点で362局104マルチとかなり強気に設定した目標値も大きく上回る。
6時から14MHzにQRVし、そこそこのペースで局数もマルチも積み上げる。ところが、8時から21MHz、28MHzにQRVし始めたハイバンドが不調である。スキャッターが出ているのが分かるが、QRPなので、弱い局を呼んでも取って貰えない。仕方ないので、強い局だけしか呼び回れない。CQを出してみても無駄に時間が過ぎていくだけ。ハイバンドは局数もマルチもあきらめて、早めにマルチ飽和状態の7MHzにQRVする。15時過ぎから1.5時間で73局、マルチは増えなかったが、この時間帯では大正解。残り4時間3.5MHzでたっぷり局数を稼いだものの、他には50MHzしか行き場がなく、ラストスパートは不発に終る。50MHzは昼夜を問わず散発的に運用したが、コンディションの良い時間に当らず、マルチがさっぱりだった。
昼寝したのが効果があったのか、夜中一睡もせずに24時間オペレート出来た。
●目標と結果との食い違い、反省点、来年への抱負など
ハイバンドでのマルチが激減した分をローバンドの局数とマルチで取り戻そうとしたが、ハイバンドが悪すぎた。総得点で昨年の得点には至らなかった。
QRPはコンディションに大きく左右されるのは仕方ないが、短くてもオープンしていたはずで、そのタイミングを逃がさないように、複数リグによる同時ワッチを行ないたい。
来年もXAPで辛い24時間を過ごして、入賞を目指すのか、入賞を諦めてもう少しのびのびとコンテストを楽しむのか悩み中。
<結果>
バンド 交信局数 得点 マルチ
3.5 MHz 180 179 41
7 MHz 205 205 46
14 MHz 126 126 33
21 MHz 56 56 18
28 MHz 38 37 9
50 MHz 161 161 16
合計 766 764 × 163 = 124532
<タイムチャート>
| | 21 | 22 | 23 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | | | 合計 | |
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
3.5 | | | 37 | 10 | 24 | 1 | 27 | 4 | 24 | 11 | 11 | 31 | | | 180 | ||||||||||||||
7 | | | 36 | 13 | 25 | 15 | 19 | 15 | 9 | 26 | 47 | | | 205 | |||||||||||||||
14 | | | 3 | 2 | 17 | 14 | 13 | 8 | 19 | 9 | 15 | 10 | 5 | 5 | 4 | 2 | | | 126 | ||||||||||
21 | | | 11 | 8 | 3 | 12 | 13 | 2 | 5 | 1 | 1 | | | 56 | |||||||||||||||
28 | | | 7 | 12 | 2 | 3 | 3 | 3 | 5 | 2 | 1 | | | 38 | |||||||||||||||
50 | | | 47 | 20 | 1 | 17 | 6 | 3 | 10 | 2 | 15 | 3 | 6 | 2 | 11 | 7 | 11 | | | 161 | |||||||||
---- | + | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | -- | + | ---- |
合計 | | | 54 | 46 | 38 | 46 | 37 | 43 | 42 | 29 | 29 | 32 | 33 | 25 | 26 | 22 | 24 | 31 | 21 | 17 | 31 | 47 | 29 | 18 | 31 | 15 | | | 766 |
累計 | | | 138 | 264 | 364 | 454 | 526 | 595 | 702 | 766 | | |
<マルチマップ>
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3.5..*..*..*..*..***.***********************.**.*.*...******.*....
7..*.**..*..*..********************************.*..***.***.*.*..
14*.*.**........**...**.******..*.*.....**..**.*.************....
21..*...........***..********...*.*......*.....*............**...
28................*..*..******..*................................
50..................**.**********.**..*.........*................
●JARLからの成績発表
第44回 ALL JAコンテスト結果が発表されました。XAP部門で優勝することが出来ました。
コンテストレビューに参戦記が掲載されました。内容は上記と同じです。
2003/5/20 追記
JF1SQCのWebにオールタイムレコードとして入っていました。XAP部門は2002年からなので、この記録もすぐに塗り替えられることでしょう。